吹抜けのある開放感溢れる間取り

今回は、広い敷地を利用した、開放感溢れる家を紹介します。

ご家族は、ご夫婦と社会人である息子さん、それと元気いっぱいのワンちゃんになります。

 

 

現在は、現役で会社経営に携わっている ご主人のセミリタイヤ も考慮し、将来には、長男ご家族との2世帯住宅も想定します。

隣接する、会社とは、適度な距離を保ち、プライバシーを確保しなくてはいけない。

駐車スペースは、不特定多数の方が来社する為、ご自宅のファサードにも反映されるデザインが要求される。

 

 

 

 

 

 

配置は、北側に高層マンションがあり、視界には工夫が必要。

南側は、建物を平面的に角度を付ける ことにより、南面全室に日が差し込む時間を長くすると共に、庭に独立性を持たせることとなる。

 

 

 

 

 

 

1階の平面計画は、北東より建物内部に入り、玄関ホールから、吹抜けで開放空間をさらに広がりを強調された前面開口されたリビング→ダイニング→キッチン→水周り→外部デッキスペースと、流れるようにしてあります。

吹抜けは、上下を結ぶことにより共有空間が出来上がり、家族の結びつけを強めます。

 

 

 

 

 

 

2階の平面計画では、1階リビングより吹抜け空間に助長され、2階ホールへと誘われるように考えました。

独身の息子さんの部屋は、将来2世帯住宅となった場合、子供世帯のリクライニングスペースとなる事も考えられ、クローゼットやDen(書斎)を浴室やキッチンに変える設定にしました。

また、2階バルコニーが、下階親世帯との視界を遮り、プライバシーを確保している。

 

大きな庇は、力強さと安定感を象徴させています。

今回も、クライアントさんらしい表情を出せたのではないかと思っています。

 

 

 

 

建築家とデザイン住宅を建てる」をテーマに、クライアントの”夢と希望” を”現実”にあてはめ造り上げたひとつひとつのドラマが、自分らしい家を 生み出す感動。そんなントのストーリーをゆっくりとリアルにお伝えできれ ばと思っています。

プロである建築家と、始めての家づくりに取り組むクライアントとの距離が 近くなった瞬間に出来上がる個性的なデザイン住宅

そのデザイン住宅が出来上がるまでに必ず遭遇する諸問題。建築法規や 工事費、近隣問題、心構えなどを、必要な部分をピックアップして説明 していきます。

これから自分らしい個性的な家をお考えの方は、もちろんの事、建築家 を目指す学生や、建築に興味のある方々の勉強の参考になるよう心がけ ていきます。

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DEN設計作品掲載「空想ハウス」

DEN設計作品「三鷹の家」が、またまた、掲載されました。

空想ハウス 暮らしのアイデアが広がる面白物件の不思議な住まい (辰巳出版)

竣工時、TVや雑誌に数回取り上げられた「三鷹の家」。外見は、3層に見えるけど、内部空間は7層のスキップフロアーになっています。

 

スキップフロアーで繋げる開放感溢れるリゾートライクな間取り

今回紹介するのは、スキップフロアー作品です。

作品紹介の前に、少しスキップフロアーについて少しお話しておきます。

スキップフロアーとは、部屋と部屋を廊下ではなく、階段でつなげる手法です。主な特徴としては・・・・

 

○空間の移り変わりを視覚的に楽しむ事ができます。

○壁で空間を分けるのではなく、段差によって用途分けができるので、変化する使用目的にも汎用性を持たせられる。

○吹抜け空間を設けなくても、光や広さを共有しつつ、用途分けができる。

○家族の気配を感じながら過ごすことができる。

などです。

 

それでは、スキップフロアーのある「八王子の家」をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

敷地の全面道路は、2面に接していて広く、自然採光は十分に望めます

角地部分は、長い時間に日差しが入り込み、その条件の良い部分をコアにスキップ(段差)をしながら上層へ上げて行きます。

1階のダイニングは、スキップする高低差を利用し吹抜けとなり、豊かな外部空間を大きなコーナー窓より積極的に内部空間とつなげています

 

 

 

 

 

 

 

キッチン・ダイニング→リビング→タタミコーナー(和室)へと、段差をゆっくりと階段でつなげています。

リビングと和室は、床そのものに段差をつけ、家族のコミュニケーションを豊かにする ように考えました。その段差は移動する為だけのものではなく、座って会話したり、ちょっとした食事をとったりと、使用目的も色々。

 

 

 

 

 

 

 

そして、最上階へは、広々としたルーフバルコニーへと階段が誘います。

 

 

 

 

 

 

 

断面計画を見ると分かりやすいと思いますが、それぞれの空間がそれぞれの視覚変化が生まれる為、その変化を楽しみ、生活を豊かにすることを考えています。

 

 

 

 

 

 

 

外観ファサードは、開く、閉じるのメリハリをつけ、木の質感で温かさのインパクトを与えるように考えました。

 

 

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二世帯住宅の間取り - その3

今回も、分離型二世帯住宅です。

前回までの 二世帯住宅の間取り、-その2 も、合わせて参考にして下さい。

二世帯住宅の中には、住居だけではなく、親世帯や子世帯の仕事場を兼ねるケースもあります。

 

前回までお話している通り、都内で高額な土地を所得して家を建てるとなると、建築費用に当てられる予算も限られてくる事のほうが多いいでしょう。

また、事務所や販売店などを借りながら運営するにしても、家賃の負担や通勤などを考えると、自宅を兼用する事も選択肢の中に入ってくるのも少なくないと思います。

また、親世帯のリタイアによって親の営む事務所やお店を自宅に建替える こともあると思います。

最近の傾向としては、「自営業を営む親の仕事は、”サブリタイア”するけれども、完全な閉鎖はしない」と言ったようなケースも多く、この日本の不安な老後には、「出来る限り働こう!」と、力強い親世帯の思いを象徴しているようです。

今回紹介するクライアントさんも、父親が工務店を営み、弟さんが受け継ぎ、代替わりするのをきっかけに、事務所は縮小するが、来客や事務仕事は、出来る住みやすい事務所併用二世帯住宅です。

 

 

 

 

 

 

大通りから少し入り込んだ所に位置する、事務所併用二世帯住宅です。

お父さんのこれからの仕事へのスタンスは、「昔からのブレーンや、お客様が、来られたときに、”ゆっくりする住まい”とは、分けて、過ごしたい」・・・

この事務所のあったところに、新しい家だけが建っていたら、お父さんが、仕事を離れた事を知らずに、訪れた方たちに迷惑がかかる ・・・

そんな責任感とやさしさのあるお父さんの”気持ちのあらわれ”です。大事にしたいですね。

そんな親世帯は、事務所関係の接待スペース 兼、玄関が、建物の中で道路面を大きく支配します。そうする事によって、”ここで仕事は続けていますよ”と、強調する事ができます。

そこから、LDKを中心に水周りや寝室、”子世帯へのつながり”へと動線は流れます。

建物をL型にして、南西側外部空間を開け、1階に出来るだけ光を差し込む工夫が必要になります。

子世帯は、北側から内部空間に入ります。ウォークインシューズクローゼットを大きめに用意すれば、これからの家族の変化や収納するものを選ばなくてもよく、ストレス解消につながります。

階段ホールと親世帯をつないでありますのが、プライバシーを分離した、必要なときに利用する”完全二世帯型”です。

2階は、階段を登り、南側に用意してある大きなバルコニーへ向かい、”ゆっくりと広がりを感じる”デザインにしました。

南西側の光を取り入れる外部空間へは、開放する事と同時にプライバシーも確保する事を考え、ルーバーで覆うようにしました。

 

 

 

 

 

 

 

そして3階は、子供室と寝室です。南西側の比較的に採光上有利なところに子供室を配置し、南側の最も日差しか期待できる部分を吹き抜けでリビングと”つながり”を設けました。

 

 

 

 

 

リビングと3階の”つながり”を設けた吹き抜けに面して、フリースペースを用意しました。勉強が進むと良い?のですが、声や音は伝わってくるので、家族の気配は相互に感じる事ができると思います。

 

 

 

 

 

 

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二世帯住宅の間取り - その2

今回は、分離型二世帯住宅を紹介します。前回の二世帯住宅もご覧ください。

都内での依頼がメインのDEN設計でも最近では、二世帯住宅のクライアントがご相談に多く来られます。

 

 

預金と収入が安定していて住宅ローンが借りやすい30才~40才代のクライアントにとって、新築を考えるのと同時期に親との同居を検討し始める ことが多くなってきているようです。

以前に比べ土地価格が値下がりしたとはいえ、将来への不安と出費を考え、”親の持つ土地に現在の親の家を建替え、二世帯住宅を新築する”事も選択肢の一つになったのでしょう。

一昔前の昭和ドラマで象徴された「犬猿の中の嫁・姑関係」の悪いイメージは、現在では少なく、共働きの子供夫婦を支える親夫婦が ”お互いに協力しながら子育てをし、暮らしていく” のが一般的になったのも、二世帯住宅が多くなってきている理由だと思われます。

二世帯住宅でも、「完全分離型」や、水周りなどが1セットの食事もお風呂も分けない「共有型」などその家族の数だけケースがあるのだと思います。

その完全分離型の場合でも”少しだけ親世帯の気配を感じたい”とか、共有型でも”親世帯にミニキッチンをつける”又は、”子世帯にシャワーユニット”など、その家族の思いや希望によりまちまちです。

それらを ひとつひとつ整理し、理解する事により、適切な配慮によって「自分達らしい二世帯住宅」へと実現することができます。

建築家ならではの柔軟な発想により計画されえた二世帯住宅は、これから二世帯住宅を考えている方々にとっては、とても参考になるかと思います。

生活する人々それぞれが共通意識を持つことで、生活を快適に送ることが出来るでしょう。

 

それでは、今回紹介するのは、共働きの子世帯三人と親世帯は兄とお母さんの二人で住む完全分離型の二世帯住宅です。建設地は都内の閑静な低層住宅地です。

 

袋小路状の道路に北西2Mのみ接道する敷地です。建物中心にコートヤード(中庭)を配置し、敷地北側に駐車スペースを設け、東側の歩道に接するようにウッドデッキで広がるお庭を配置しました。

お母さんは、習字教室の先生。日中は7,8人の子供達が入れ替わり教室に来る。そのスペースは、寝室と兼ね合うこともできるし、間仕切り扉の開け閉めでダイニングと一体にする こともできるようにしました。子世帯との分離させた玄関への動線は、敷地入り口からあえて壁に角度をつけて誘導する事にしました。

 

 

2階は、完全な子世帯。1階の分離された玄関より中庭によって、”少しだけ近づく親世帯との距離”が、生まれます。また、週末の食事や、緊急の場合などの為に、内部ドア1枚で繋げてあります。

その中庭を望みながら回廊していきます。玄関ホール、階段、廊下、キッチン、リビンング、主寝室、子供室まで、ガラスで囲まれた中庭が明かりや広がりを感じながら誘導してくれます。

LDKは、吹き抜け空間となり、その天井は、主寝室上部のロフトへと繋がります。

 

立面計画は、東側に2M弱の歩道があり、朝方~昼頃までの日差しが見込め、敷地南東にスペースを設ける事によって建物内へ入る日差しの延びが豊かになります。1階は、ウッドデッキを設けたメインヤード、2階にも、バルコニーを設け距離を開けることにしました。

南側は、隣接する近隣住宅の為、1階は日差しが見込めず、中庭からのやさしい明かりを感じてもらう事にしました。

 

 

 

建築家とデザイン住宅を建てる」をテーマに、クライアントの”夢と希望” を”現実”にあてはめ造り上げたひとつひとつのドラマが、自分らしい家を 生み出す感動。そんなントのストーリーをゆっくりとリアルにお伝えできれ ばと思っています。

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広がりを感じる箱家の間取り

今回は、分譲敷地に建てる条件の比較的に良い”明るく広がりのある開放感溢れる箱家”を紹介します。

クライアントの中には、新築の中でも建て替えや増築と言ったケースもあるが、やはり多いのが、新規に土地を購入して新築する事が多い。

その土地については、実に毎回異なる”その土地が持つ条件”が備わっている。

それは、都内の依頼が多いDEN設計では、好条件ばかりではないほうが多い。

クライアントと土地探しからお付き合いする事も少なくないが、予算と条件に合う物件にめぐり合うには、時間と情報収集につぎ込む労力に掛けれるお互いの努力と信頼関係が必要になる。

敷地延長された旗竿敷地や、高低差のある土地、変形敷地など「おっ!すごいな!」と思われる土地に向かい合う事もある。そんな時には、担当の不動産屋さんによく言われるのは・・・

「こんな条件でも、きっとDEN設計さんだったらすばらしいデザインをされるんでしょうね!」

いつも思う・・・ 「僕らはマジシャンじゃないのだけど・・・」。

それでも、その敷地に素直に向き合う事で新しいアイディアも出てくる事もある。難しい敷地条件に出逢うと、なぜか試練ではないかと思うが、その土地が「がんばって、ここにすばらしい家を建てください!」って言われている気がする。

そんな土地探しを繰り返していると、新規分譲地できれいに区分けされ整備された敷地を見ると”クライアントの個性をできるだけ丁寧に表現できる”気にさせられる。

その様な条件の良い新規分譲地に立てる”明るく広がりのある開放感溢れる箱家”を紹介します。

南側道路に面しているが、5M道路を挟んだ同じ分譲地にハウスメーカーが建設中の建物は、道路ギリギリに建っている。1階にはほとんど夏以外は日差しが望めない為、2階リビングとした。

 

玄関を入るとスリット階段から差し込む自然光が季節ごとの表情を演出してくれる。その玄関ホールへは、地窓などで”広がり”を強調させた。子供部屋は、”寝室”とし、”普段長く過ごすのは、リビング”をテーマに配置した。

 

1階ホールから、明かりに誘われ階段を登ると、強制的にキッチンの前を通るようにした。1階に子供室を配置したが、毎日帰宅する家族との”ふれあい”を最重要ポイントとして演出した。

南面に沿うバルコニーは、内部だけではなく外部の回廊としてリビングとダイニングを繋げている。

キッチン上部の高窓からは、自然光のスポットが降り注ぐ ように工夫をした。キッチンに立つ奥さんが心地よいだけではなく、そのスポットは自然と空間の中心に感じられる事だろう。

 

1・2階の収納ボリュームの不足をロフトで補います。

 

外観デザインは、シンプルだが陰影はしっかりつけ個性を強調しています。

 

自然光は、意識的に操作する事によって制限も出来るし、強制的に明るくする事も出来る為、デザインとのバランスを計っています。

 

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プライバシーが保たれた間取り

今回は、プライバシーが保たれた間取り についてご紹介します。

都内や東京近郊での住宅建設では、近隣との距離が無く、プライバシーの確保は、大変重要なテーマとなってきています。

せっかくの住まいなのに、「横のお家が気になるからこの窓は開けたくない・・」とか、「せっかくの大きなバルコニーだけど人目がきになる・・」など、それぞれの気にする事柄も個人差がありますが、プライバシーが保たれる=ゆったりと出来る、少し贅沢な気分になれる・・など、同じ空間でも感じ方さえ個人差はあります。

それらの個人差は、クライアントの数だけクオリティと要望が異なります。

今回紹介するのは、閑静な住宅街に建てる”ひっそりと暮らしたい”が、テーマです。

 

川崎のデザイン住宅

 

 

 

 

 

北側道路から、高低差1.7M程上がった玄関から入ります。ファサードは控えめですが、上品な感じにしました。コンクリートはね出しの階段は玄関への導きを表します。

 

3方向共、近隣の家に囲まれています。

今回のポイントは、分散させたふたつの庭です。北側から建物内部へ入ると、自然光が届きにくいところへ、ライトコート(中庭)を配置し、広がりと光を感じながら内部空間へと導きます。

ダイニングを通り、大きな日照が望める南側にウッドデッキスペースを配置しました。

その結果、1階ではダイニング、リビングは、二つの庭を感じながら過ごす事ができます。

 

1階からは、ライトコートを望みながら2階へと移り変わります。

ライトコートを囲むような空間構成となり、その明かりや奥行き感などの豊かさを共有することとなります。

 

さらにその上階へは、安全性を考慮した固定階段によりロフトへと運んでくれます。ここでもライトコートの恩恵は必要不可欠です。

 

断面構成もシンプルに空間をつなげています。

 

外周には、小さな窓、見えにくいバルコニー周りには、大きな窓で、明かりの取り入れ方に濃淡をつけました。

隣接する隣家を気にすることなく、明るさと豊かさを望むプランです。

 

 

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三鷹の家 またまた取材!

昨日、「三鷹の家」が取材を受けました。

お引越しされた後の生活や、実際に住んでみて感じたことなどをテーマにした雑誌の取材です。

その立会いで、5年ぶりにUさんご夫婦にお会いしました。

懐かしい思いと、楽しく打合せをさせていただき、完成させた充実感を今でも鮮明に思い浮かぶ。

 

新築時も話題を呼び、雑誌やTVでも紹介された「三鷹の家」。

外観からは想像のできない6層構造のスキップフロアーにより、空間が移り変わる動線を

楽しみながら生活する空間をクライアントの最優先コンセプトとし、考え抜いた作品。

今回もお邪魔したときにも「本当にいい家だな~」と我ながら感じながら、Uさんご夫婦との出会いに感謝させられた。

 

 

 

 

 

 

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