二世帯住宅の間取り

今回は、二世帯住宅についてご紹介します。

近年の共働き世帯の増加により、育児協力を求めて同居が増え始めていると言われています。

僕自身、両親共、同じ街に住み、歩いて行き来できる距離で過ごしてきた。うちの親に限っての事だとは思いませんが、「子供は親の背中を見て育つもの」と少し古臭いようだが、親の教育が子育ての原点である事を言われ続けてきた。そんな親でも、週末に、子供を連れて実家に帰ると父も母も大喜びで ”たまに来る孫とのひと時”を楽しんでいた。

これが、同居をして毎日の生活になってしまっていたらどうだったのだろうか?

孫のわがままな行動を目の当たりに見て過ごすには、必然的に孫への教育を考えざる終えないだろう。さらに、息子の僕や、働きに行く妻の行動も気にならないはずがないだろう。

そう言った「親への協力」を住環境に求めることが、社会環境の変化から必要とされているのではないだろうか。

もう一つは、先の大地震で経験した「絆(きずな)」の大切さを深く考えさせられているのだろう。皆が感じた恐怖によって、ひとりより夫婦や家族で一緒にいられる”ありがたさ”を十分に教わったのだろう。

家族が離れ離れで過ごす震災直後の行動によっては、人命に係わる場合もある。

その「絆(きずな)」を表す意味でも「2世帯住宅」は、”互いに感じる距離”に住む事によって安心が生まれてくる。

それらを意識しながら二世帯住宅をデザインしています。

今回紹介するのは、都内ですが、大通りからは外れている閑静な住宅街に建てる二世帯住宅です。子供世帯は、若いご夫婦2人と将来の子供と親世帯の2人の家になります。

二世帯住宅の間取り

 

 

 

 

 

北側道路からメイン玄関に入るようになっています。完全分離型ですが、このメイン玄関だけ共有します。

二世帯住宅の間取り-1階

 

 

 

 

 

一階は、親世帯となりますが、以前住んでいた家の間取りをできるだけ変えない”変わらない生活”を意識するのと、新しくすごし易くする工夫も考えました。

 

二世帯住宅の間取り-2階

 

 

 

 

 

2階は、子世帯となります。友人を呼んで小さいパーティーをする機会が多いご主人の要望により、スキップさせたリビングの下は、ストーレージ(倉庫 )となり、下階の親世帯への音の考慮をしています。お父さんとお母さんには、いままでと変わらない平穏な暮らし を考えていた子世帯からの要望を形にしました。

 

二世帯住宅の間取り-2.5階

 

 

 

 

 

そして、リビングまで誘導された導線は、リビングの階段を上がると用意されたのは大きなルーフバルコニー=セカンドリビング、キッチンから続くリビングを一望できる間仕切りのない大空間は、外部空間をつなげることで、 ”自分だけの空” を感じる事が出来ます。

 

二世帯住宅の間取り-立面

 

 

 

 

 

 

建築家とデザイン住宅を建てる」をテーマに、クライアントの”夢と希望” を”現実”に当てはめ造り上げたひとつひとつのドラマが、自分らしい家を 生み出す感動。そんなントのストーリーをゆっくりとリアルにお伝えできれ ばと思っています。

プロである建築家と、始めての家づくりに取り組むクライアントとの距離が 近くなった瞬間に出来上がる個性的なデザイン住宅

そのデザイン住宅が出来上がるまでに必ず遭遇する諸問題。建築法規や 工事費、近隣問題、心構えなどを、必要な部分をピックアップして説明 していきます。

これから自分らしい個性的な家をお考えの方は、もちろんの事、建築家 を目指す学生や、建築に興味のある方々の勉強の参考になるよう心がけ ていきます。

 

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家を建てるために!これだけは!(第5話)

≪ステップ1≫

 【資金計画】・【土地探し】・【設計者の依頼】は同時期におこなおう! 

  クライアント物語編 Story-003

 

この三つの作業は、常にトライ&エラーを繰り返し、ほとんどの方が、妥協点を見つけ、

【空想の世界】が【現実の形あるもの】に変わって行く重要な過程です。

夢は、その都度、変えてもいいし、曲げたくは無いものは、最後まで持ち続けましょう!

 

── クライアント物語 ─────────────────────────── Story-003 ───────

◇ 住宅ローンは建築家のプランを作ってから!

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今回は、前回の続きです。設計依頼を検討している若いご夫婦(K氏)のお話です。

当事務所で残念ながら、設計契約できなかったケースです。

他社設計事務所にもプレゼンを依頼しているが、その設計事務所にDEN設計出身者がいて、森川の師弟関係にあたる者も参考にしたいとの事でした・・・・・

クライアント物語編 Story-002 住宅ローンは建築家のプランを作ってから! の続きです>>

それから、2週間後・・・

プランと予算をプレゼンさせて頂きました。

要望された条件には及ばず、金額は、1650万円程度(150万円オーバー)になりました。

そしてプランの話を始めました・・・・・

森川:「外観は、矩形のきれいな四角い少しやわらかい表情とし・・・・・・・角度をつけた玄関から中に入ると、さらに角度をつけたガラスで 囲まれた中庭を見ながら ホール→リビング→ダイニング→キッチンと、回廊のように視界に奥行きを感じられるようにしました。外観からは想像がつかない内部空間とのギャップが楽しさを呼ぶと思います。」

すると・・

K氏:「こんな発想があったんですね、せまい敷地でもプランが成立するんですね・・・大変感動しました。他の依頼している○○建築事務所でのプランは、全て四角いプランでした。ただ、予算オーバーですね。」

計算した見積書の説明し、そぎ落とせる限界の状態である事をお話しました。

K氏:「他の依頼している○○建築事務所では、1500万円内でした。プランは、DEN設計さんのほうが良いのですが、そちらに依頼するしかないのでしょうか?」

森川:「残念ながら、私がデザインしたプランは、決して無理をして金額を跳ね上げている要素は無く、その○○建築事務所で本当にその予算でできるのであれば、依頼先を決める大きな理由にはなるでしょう。」

続けて・・・

森川:「依頼先を決めるには、自分と考えの近い同年代や経験豊富な建築家などいろいろありますが、大切なのは”この人を信用できるのか?”だと思います。工事予算ですが、○○建築事務所での実績で同額程度の物件を実際に見せてもらったり、契約時から竣工時への金額のアップ率などを聞いてみてください。その対応する姿こそが、依頼先を決める事に繋がると思います。」

その後、予算を増やす事を検討して頂いたが、借入額を不動産会社と決めてしまっていて、そのままの予算で進めざるを得ない事をメールで丁寧な文面にてご連絡いただきました。

設計契約後、打合せを重ねると建築工事費は、必ず上がってきます。そのアップ率を見込んで予算提示をDEN設計では行っています。

十分な検討をした上で、少ない予算でも試行錯誤して知恵を振り絞って設計しますが、まったく余裕のない設計では、クライアントの希望までを削る事となってしまうからです。

残念ながら、今回は、”土地探し”から、ご一緒に進め、「家づくり」に関わる総予算を決め、無理のない借入などのサポートができなかった事を悔やみました。

K氏が、その○○建築事務所で予算内で家づくりが成功する事を願うばかりです。

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家を建てるために!これだけは!(第6話)≪ステップ2≫【契約】(土地の場合) その契約、まった!もう一度考えよう!【 CHECK1 】信頼度チェック!

【土地契約】信頼度チェック!解説編(1/2)

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家を建てるために!これだけは!(第3話)

≪ステップ1≫

 【資金計画】・【土地探し】・【設計者の依頼】は同時期におこなおう! 

  クライアント物語編 Story-001

 

この三つの作業は、常にトライ&エラーを繰り返し、ほとんどの方が、妥協点を見つけ、

【空想の世界】が【現実の形あるもの】に変わって行く重要な過程です。

夢は、その都度、変えてもいいし、曲げたくは無いものは、最後まで持ち続けましょう!

 

── クライアント物語 ─────────────────────────── Story-001 ───────

◇ 住宅ローンが組めないのはなぜ?

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以前、DEN設計のクライアントさんでも、融資がどの銀行でも断られ、「家づくり」を諦めるところで、ご相談に来られた方もいらっしゃいました。

なぜ、融資が付かないのか?を ひとつひとつ整理しました。

理由は、土地そのものの価値が、”0ゼロ”に等しい状態でした。私の経験上でも、不動産価値は、減点方式で決まりますので、評価額が、希望の満額にならないケースは、ありましたが、”0ゼロ”は、初めてでした。

そこで、DEN設計が提案した方法は、その土地の評価を上げることでした。

先行で費用は発生しますが、前面道路を建築上の道路に申請し、建物が建てられる土地に変えることで保証会社の評価は、融資できる土地に変わりました。

(建築基準法により、道路に面する土地ではないと家は建ちません。)

普段使用している道路、「まさか、家の前面道路が、道路じゃないなんて!」ていう事が決して少ない事例ではないと言う事をみなさんも理解しましょう。

当然、このクライアントさんもその一年後、DEN設計と二人三脚で、”最高のデザイン住宅”をつくりあげることに成功されました

DEN設計へのご相談はこちら
http://www.den-design.com/contact/

 

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次回:
家を建てるために!これだけは!(第4話)
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家を建てるために!これだけは!(第1話)

≪ステップ1≫

   【資金計画】・【土地探し】・【設計者の依頼】は同時期におこなおう! 

    解説編(1/2)

この三つの作業は、常にトライ&エラーを繰り返し、ほとんどの方が、妥協点を見つけ、

【空想の世界】が【現実の形あるもの】に変わって行く重要な過程です。

夢は、その都度、変えてもいいし、曲げたくは無いものは、最後まで持ち続けましょう!

【資金計画】・・銀行に行きましょう

ネットのオンラインソフトで資金計算はしてくれますが、あくまでも、試算です。実際に、

借りられる金額は、○○○○万円は、わかりません。

その時に、必要なのが、[・購入するもの(土地・家) ・頭金はいくら用意できるか

・ 年収 ・年齢 ・お勤め先 ・勤続年数 ]などです。

いわゆる、その人の価値と、担保とするものの価値を査定して借りられる金額を決めるのです。

── [ポイント1]  ────────────────────────────────────

頭金の使い道は、十分検討して下さい。

融資実行時期と、不動産屋さんへの支払い時期

⇒設計事務所への報酬支払い時期

⇒建設会社への工事金額の支払い時期

は、必ずしも、必要な時に、必要な額を銀行が貸してくれるとは、限りません。

土地の購入時に全て頭金を使ってしまうと建物ができるまでの各支払い金は、担保が

ない為、通常、銀行では無担保ローン(つなぎ融資)と言う利息の高い貸付になって

しまいます。

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【土地探し】・・条件の良い物件には注意!

条件の良い物件は、早速TEL⇒現地見学するのが良いでしょう。

そして、会社、担当営業マンを見極めて下さい。わからない事は、はっきりと聞きましょう!

きっと、何度か足を運ぶ事で、信頼関係ができれば、誠心誠意、購入者の条件に合う物件を、探し、限られた資金の相談にも乗ってくれるでしょう!

そこで、・・

── [ポイント2]  ────────────────────────────────────

良い物件は誰もがほしがるお店(不動産屋さん)の目玉商品!

その物件で、目を引き、他物件を薦めるのは、あたりまえ。その時こそ、注意しましょう!

中には、もともと、その目玉物件は、売れている物か、売るつもりのないものを広告に

載せている場合もある(某不動産屋さんの話)。

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── [ポイント3]  ────────────────────────────────────

建築条件付って安いよね!

そもそも、建売物件と同じ考えです。あたりまえです!土地の値段は安く設定、建物の値段の中に含みます。建築条件とは、言葉のごとく、「この土地には、必ずこの業者が建物をたてる事を条件」です。

だから・・・、土地の値段+土地を安くした分+建物の値段を結局は、支払う事となります。

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  次回予告:
  家を建てるために!これだけは!(第2話)
  家をたてるには?いろいろ、本・WEBは、見たんだけど・・
  やっぱりわからない・・と言う方、必見!!
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