スキップフロアーで繋げる開放感溢れるリゾートライクな間取り

今回紹介するのは、スキップフロアー作品です。

作品紹介の前に、少しスキップフロアーについて少しお話しておきます。

スキップフロアーとは、部屋と部屋を廊下ではなく、階段でつなげる手法です。主な特徴としては・・・・

 

○空間の移り変わりを視覚的に楽しむ事ができます。

○壁で空間を分けるのではなく、段差によって用途分けができるので、変化する使用目的にも汎用性を持たせられる。

○吹抜け空間を設けなくても、光や広さを共有しつつ、用途分けができる。

○家族の気配を感じながら過ごすことができる。

などです。

 

それでは、スキップフロアーのある「八王子の家」をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

敷地の全面道路は、2面に接していて広く、自然採光は十分に望めます

角地部分は、長い時間に日差しが入り込み、その条件の良い部分をコアにスキップ(段差)をしながら上層へ上げて行きます。

1階のダイニングは、スキップする高低差を利用し吹抜けとなり、豊かな外部空間を大きなコーナー窓より積極的に内部空間とつなげています

 

 

 

 

 

 

 

キッチン・ダイニング→リビング→タタミコーナー(和室)へと、段差をゆっくりと階段でつなげています。

リビングと和室は、床そのものに段差をつけ、家族のコミュニケーションを豊かにする ように考えました。その段差は移動する為だけのものではなく、座って会話したり、ちょっとした食事をとったりと、使用目的も色々。

 

 

 

 

 

 

 

そして、最上階へは、広々としたルーフバルコニーへと階段が誘います。

 

 

 

 

 

 

 

断面計画を見ると分かりやすいと思いますが、それぞれの空間がそれぞれの視覚変化が生まれる為、その変化を楽しみ、生活を豊かにすることを考えています。

 

 

 

 

 

 

 

外観ファサードは、開く、閉じるのメリハリをつけ、木の質感で温かさのインパクトを与えるように考えました。

 

 

建築家とデザイン住宅を建てる」をテーマに、クライアントの”夢と希望” を”現実”にあてはめ造り上げたひとつひとつのドラマが、自分らしい家を 生み出す感動。そんなントのストーリーをゆっくりとリアルにお伝えできれ ばと思っています。

プロである建築家と、始めての家づくりに取り組むクライアントとの距離が 近くなった瞬間に出来上がる個性的なデザイン住宅

そのデザイン住宅が出来上がるまでに必ず遭遇する諸問題。建築法規や 工事費、近隣問題、心構えなどを、必要な部分をピックアップして説明 していきます。

これから自分らしい個性的な家をお考えの方は、もちろんの事、建築家 を目指す学生や、建築に興味のある方々の勉強の参考になるよう心がけ ていきます。

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二世帯住宅の間取り - その3

今回も、分離型二世帯住宅です。

前回までの 二世帯住宅の間取り、-その2 も、合わせて参考にして下さい。

二世帯住宅の中には、住居だけではなく、親世帯や子世帯の仕事場を兼ねるケースもあります。

 

前回までお話している通り、都内で高額な土地を所得して家を建てるとなると、建築費用に当てられる予算も限られてくる事のほうが多いいでしょう。

また、事務所や販売店などを借りながら運営するにしても、家賃の負担や通勤などを考えると、自宅を兼用する事も選択肢の中に入ってくるのも少なくないと思います。

また、親世帯のリタイアによって親の営む事務所やお店を自宅に建替える こともあると思います。

最近の傾向としては、「自営業を営む親の仕事は、”サブリタイア”するけれども、完全な閉鎖はしない」と言ったようなケースも多く、この日本の不安な老後には、「出来る限り働こう!」と、力強い親世帯の思いを象徴しているようです。

今回紹介するクライアントさんも、父親が工務店を営み、弟さんが受け継ぎ、代替わりするのをきっかけに、事務所は縮小するが、来客や事務仕事は、出来る住みやすい事務所併用二世帯住宅です。

 

 

 

 

 

 

大通りから少し入り込んだ所に位置する、事務所併用二世帯住宅です。

お父さんのこれからの仕事へのスタンスは、「昔からのブレーンや、お客様が、来られたときに、”ゆっくりする住まい”とは、分けて、過ごしたい」・・・

この事務所のあったところに、新しい家だけが建っていたら、お父さんが、仕事を離れた事を知らずに、訪れた方たちに迷惑がかかる ・・・

そんな責任感とやさしさのあるお父さんの”気持ちのあらわれ”です。大事にしたいですね。

そんな親世帯は、事務所関係の接待スペース 兼、玄関が、建物の中で道路面を大きく支配します。そうする事によって、”ここで仕事は続けていますよ”と、強調する事ができます。

そこから、LDKを中心に水周りや寝室、”子世帯へのつながり”へと動線は流れます。

建物をL型にして、南西側外部空間を開け、1階に出来るだけ光を差し込む工夫が必要になります。

子世帯は、北側から内部空間に入ります。ウォークインシューズクローゼットを大きめに用意すれば、これからの家族の変化や収納するものを選ばなくてもよく、ストレス解消につながります。

階段ホールと親世帯をつないでありますのが、プライバシーを分離した、必要なときに利用する”完全二世帯型”です。

2階は、階段を登り、南側に用意してある大きなバルコニーへ向かい、”ゆっくりと広がりを感じる”デザインにしました。

南西側の光を取り入れる外部空間へは、開放する事と同時にプライバシーも確保する事を考え、ルーバーで覆うようにしました。

 

 

 

 

 

 

 

そして3階は、子供室と寝室です。南西側の比較的に採光上有利なところに子供室を配置し、南側の最も日差しか期待できる部分を吹き抜けでリビングと”つながり”を設けました。

 

 

 

 

 

リビングと3階の”つながり”を設けた吹き抜けに面して、フリースペースを用意しました。勉強が進むと良い?のですが、声や音は伝わってくるので、家族の気配は相互に感じる事ができると思います。

 

 

 

 

 

 

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二世帯住宅の間取り - その2

今回は、分離型二世帯住宅を紹介します。前回の二世帯住宅もご覧ください。

都内での依頼がメインのDEN設計でも最近では、二世帯住宅のクライアントがご相談に多く来られます。

 

 

預金と収入が安定していて住宅ローンが借りやすい30才~40才代のクライアントにとって、新築を考えるのと同時期に親との同居を検討し始める ことが多くなってきているようです。

以前に比べ土地価格が値下がりしたとはいえ、将来への不安と出費を考え、”親の持つ土地に現在の親の家を建替え、二世帯住宅を新築する”事も選択肢の一つになったのでしょう。

一昔前の昭和ドラマで象徴された「犬猿の中の嫁・姑関係」の悪いイメージは、現在では少なく、共働きの子供夫婦を支える親夫婦が ”お互いに協力しながら子育てをし、暮らしていく” のが一般的になったのも、二世帯住宅が多くなってきている理由だと思われます。

二世帯住宅でも、「完全分離型」や、水周りなどが1セットの食事もお風呂も分けない「共有型」などその家族の数だけケースがあるのだと思います。

その完全分離型の場合でも”少しだけ親世帯の気配を感じたい”とか、共有型でも”親世帯にミニキッチンをつける”又は、”子世帯にシャワーユニット”など、その家族の思いや希望によりまちまちです。

それらを ひとつひとつ整理し、理解する事により、適切な配慮によって「自分達らしい二世帯住宅」へと実現することができます。

建築家ならではの柔軟な発想により計画されえた二世帯住宅は、これから二世帯住宅を考えている方々にとっては、とても参考になるかと思います。

生活する人々それぞれが共通意識を持つことで、生活を快適に送ることが出来るでしょう。

 

それでは、今回紹介するのは、共働きの子世帯三人と親世帯は兄とお母さんの二人で住む完全分離型の二世帯住宅です。建設地は都内の閑静な低層住宅地です。

 

袋小路状の道路に北西2Mのみ接道する敷地です。建物中心にコートヤード(中庭)を配置し、敷地北側に駐車スペースを設け、東側の歩道に接するようにウッドデッキで広がるお庭を配置しました。

お母さんは、習字教室の先生。日中は7,8人の子供達が入れ替わり教室に来る。そのスペースは、寝室と兼ね合うこともできるし、間仕切り扉の開け閉めでダイニングと一体にする こともできるようにしました。子世帯との分離させた玄関への動線は、敷地入り口からあえて壁に角度をつけて誘導する事にしました。

 

 

2階は、完全な子世帯。1階の分離された玄関より中庭によって、”少しだけ近づく親世帯との距離”が、生まれます。また、週末の食事や、緊急の場合などの為に、内部ドア1枚で繋げてあります。

その中庭を望みながら回廊していきます。玄関ホール、階段、廊下、キッチン、リビンング、主寝室、子供室まで、ガラスで囲まれた中庭が明かりや広がりを感じながら誘導してくれます。

LDKは、吹き抜け空間となり、その天井は、主寝室上部のロフトへと繋がります。

 

立面計画は、東側に2M弱の歩道があり、朝方~昼頃までの日差しが見込め、敷地南東にスペースを設ける事によって建物内へ入る日差しの延びが豊かになります。1階は、ウッドデッキを設けたメインヤード、2階にも、バルコニーを設け距離を開けることにしました。

南側は、隣接する近隣住宅の為、1階は日差しが見込めず、中庭からのやさしい明かりを感じてもらう事にしました。

 

 

 

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三鷹の家 またまた取材!

昨日、「三鷹の家」が取材を受けました。

お引越しされた後の生活や、実際に住んでみて感じたことなどをテーマにした雑誌の取材です。

その立会いで、5年ぶりにUさんご夫婦にお会いしました。

懐かしい思いと、楽しく打合せをさせていただき、完成させた充実感を今でも鮮明に思い浮かぶ。

 

新築時も話題を呼び、雑誌やTVでも紹介された「三鷹の家」。

外観からは想像のできない6層構造のスキップフロアーにより、空間が移り変わる動線を

楽しみながら生活する空間をクライアントの最優先コンセプトとし、考え抜いた作品。

今回もお邪魔したときにも「本当にいい家だな~」と我ながら感じながら、Uさんご夫婦との出会いに感謝させられた。

 

 

 

 

 

 

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二世帯住宅の間取り

今回は、二世帯住宅についてご紹介します。

近年の共働き世帯の増加により、育児協力を求めて同居が増え始めていると言われています。

僕自身、両親共、同じ街に住み、歩いて行き来できる距離で過ごしてきた。うちの親に限っての事だとは思いませんが、「子供は親の背中を見て育つもの」と少し古臭いようだが、親の教育が子育ての原点である事を言われ続けてきた。そんな親でも、週末に、子供を連れて実家に帰ると父も母も大喜びで ”たまに来る孫とのひと時”を楽しんでいた。

これが、同居をして毎日の生活になってしまっていたらどうだったのだろうか?

孫のわがままな行動を目の当たりに見て過ごすには、必然的に孫への教育を考えざる終えないだろう。さらに、息子の僕や、働きに行く妻の行動も気にならないはずがないだろう。

そう言った「親への協力」を住環境に求めることが、社会環境の変化から必要とされているのではないだろうか。

もう一つは、先の大地震で経験した「絆(きずな)」の大切さを深く考えさせられているのだろう。皆が感じた恐怖によって、ひとりより夫婦や家族で一緒にいられる”ありがたさ”を十分に教わったのだろう。

家族が離れ離れで過ごす震災直後の行動によっては、人命に係わる場合もある。

その「絆(きずな)」を表す意味でも「2世帯住宅」は、”互いに感じる距離”に住む事によって安心が生まれてくる。

それらを意識しながら二世帯住宅をデザインしています。

今回紹介するのは、都内ですが、大通りからは外れている閑静な住宅街に建てる二世帯住宅です。子供世帯は、若いご夫婦2人と将来の子供と親世帯の2人の家になります。

二世帯住宅の間取り

 

 

 

 

 

北側道路からメイン玄関に入るようになっています。完全分離型ですが、このメイン玄関だけ共有します。

二世帯住宅の間取り-1階

 

 

 

 

 

一階は、親世帯となりますが、以前住んでいた家の間取りをできるだけ変えない”変わらない生活”を意識するのと、新しくすごし易くする工夫も考えました。

 

二世帯住宅の間取り-2階

 

 

 

 

 

2階は、子世帯となります。友人を呼んで小さいパーティーをする機会が多いご主人の要望により、スキップさせたリビングの下は、ストーレージ(倉庫 )となり、下階の親世帯への音の考慮をしています。お父さんとお母さんには、いままでと変わらない平穏な暮らし を考えていた子世帯からの要望を形にしました。

 

二世帯住宅の間取り-2.5階

 

 

 

 

 

そして、リビングまで誘導された導線は、リビングの階段を上がると用意されたのは大きなルーフバルコニー=セカンドリビング、キッチンから続くリビングを一望できる間仕切りのない大空間は、外部空間をつなげることで、 ”自分だけの空” を感じる事が出来ます。

 

二世帯住宅の間取り-立面

 

 

 

 

 

 

建築家とデザイン住宅を建てる」をテーマに、クライアントの”夢と希望” を”現実”に当てはめ造り上げたひとつひとつのドラマが、自分らしい家を 生み出す感動。そんなントのストーリーをゆっくりとリアルにお伝えできれ ばと思っています。

プロである建築家と、始めての家づくりに取り組むクライアントとの距離が 近くなった瞬間に出来上がる個性的なデザイン住宅

そのデザイン住宅が出来上がるまでに必ず遭遇する諸問題。建築法規や 工事費、近隣問題、心構えなどを、必要な部分をピックアップして説明 していきます。

これから自分らしい個性的な家をお考えの方は、もちろんの事、建築家 を目指す学生や、建築に興味のある方々の勉強の参考になるよう心がけ ていきます。

 

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消費税増税!依頼時期に注意!

【政府、消費税に配慮?】

昨日、新聞によると、「2013年12月末に期限切れとなる住宅ローン減税を延長し拡充する検討に入った。」とあり、所得の少ない人でも住宅ローン控除を使いきれるようにするようだ。ただし、所得税部分で使い切れない場合に住民税部分にも控除を受けられるようだが、制限枠があるので注意したい。

2014年4月には、5%→8%、2015年10月には、8%→10%に消費税は、跳ね上がる。

例えば、新築建物費用2000万円前後の場合、その予算内で工事を行ったとして2014年4月には、マイナス55万円程度。次の2015年10月には、マイナス85万円程度を工事費用から減額しなくてはいけない。

新築を考えている人の中には、工事計画の縮小・見直しや、その計画そのものを見送る人も少なくないだろう。

東京だけが物価下落傾向が変わらず進む中、建築家や各建設業者は、はたしてこの工事費用とどのように立ち向かうのか。政府が必死に進める”税の取立て”で苦しめられるのは、いつの時代も民に向けられる。エコポイントや住宅ローン減税も出来るだけ利用するべきだが、消費税増税とバランスするとは思えない。政府・行政と国民とのズレを、”やるだけやった”ふりで覆うのはやめて、住宅所得者を大事にし、経済を活性化してほしい。

【設計依頼時期】

前回の新税率開始(1997年4月)3%→5%のときの注文住宅の場合、新税率開始以降に引渡しを受ける建売などの住宅が新税率適用になるものと違って、請負契約を新税率開始前(1996年9月30日以前)に締結していれば、引渡しがそれ以降でも適用されなかった。

これを踏まえると、2013年9月30日までに工事契約締結なので、逆算すると、設計事務所に依頼する場合は、最低でも依頼先検討期間(3ヶ月)+設計期間(6ヶ月)+見積調整・工事依頼先決定期間(2ヶ月)+事前工事(1ヶ月)などを考慮すると、2012年9月頃には依頼先を検討開始しなくてはいけなくなる。

意外と時間がないことを理解しておかないと、前回と同様、法律改正時は振り回される事になってしまう。

今回は、未確定ではあるが、筆者の経験上、最近来られているクライアントへの注意点としてお話させて頂いている内容です。

行政は、”決めるだけ”で、実施するのは、建築実務者(建築士)たちなので毎回先回りして考えて、消費税増税に伴う負担を受けるのは出来るだけ回避したいものです。

 

 

 

家を建てるために!これだけは!(第5話)

≪ステップ1≫

 【資金計画】・【土地探し】・【設計者の依頼】は同時期におこなおう! 

  クライアント物語編 Story-003

 

この三つの作業は、常にトライ&エラーを繰り返し、ほとんどの方が、妥協点を見つけ、

【空想の世界】が【現実の形あるもの】に変わって行く重要な過程です。

夢は、その都度、変えてもいいし、曲げたくは無いものは、最後まで持ち続けましょう!

 

── クライアント物語 ─────────────────────────── Story-003 ───────

◇ 住宅ローンは建築家のプランを作ってから!

──────────────────────────────────────────────────────

今回は、前回の続きです。設計依頼を検討している若いご夫婦(K氏)のお話です。

当事務所で残念ながら、設計契約できなかったケースです。

他社設計事務所にもプレゼンを依頼しているが、その設計事務所にDEN設計出身者がいて、森川の師弟関係にあたる者も参考にしたいとの事でした・・・・・

クライアント物語編 Story-002 住宅ローンは建築家のプランを作ってから! の続きです>>

それから、2週間後・・・

プランと予算をプレゼンさせて頂きました。

要望された条件には及ばず、金額は、1650万円程度(150万円オーバー)になりました。

そしてプランの話を始めました・・・・・

森川:「外観は、矩形のきれいな四角い少しやわらかい表情とし・・・・・・・角度をつけた玄関から中に入ると、さらに角度をつけたガラスで 囲まれた中庭を見ながら ホール→リビング→ダイニング→キッチンと、回廊のように視界に奥行きを感じられるようにしました。外観からは想像がつかない内部空間とのギャップが楽しさを呼ぶと思います。」

すると・・

K氏:「こんな発想があったんですね、せまい敷地でもプランが成立するんですね・・・大変感動しました。他の依頼している○○建築事務所でのプランは、全て四角いプランでした。ただ、予算オーバーですね。」

計算した見積書の説明し、そぎ落とせる限界の状態である事をお話しました。

K氏:「他の依頼している○○建築事務所では、1500万円内でした。プランは、DEN設計さんのほうが良いのですが、そちらに依頼するしかないのでしょうか?」

森川:「残念ながら、私がデザインしたプランは、決して無理をして金額を跳ね上げている要素は無く、その○○建築事務所で本当にその予算でできるのであれば、依頼先を決める大きな理由にはなるでしょう。」

続けて・・・

森川:「依頼先を決めるには、自分と考えの近い同年代や経験豊富な建築家などいろいろありますが、大切なのは”この人を信用できるのか?”だと思います。工事予算ですが、○○建築事務所での実績で同額程度の物件を実際に見せてもらったり、契約時から竣工時への金額のアップ率などを聞いてみてください。その対応する姿こそが、依頼先を決める事に繋がると思います。」

その後、予算を増やす事を検討して頂いたが、借入額を不動産会社と決めてしまっていて、そのままの予算で進めざるを得ない事をメールで丁寧な文面にてご連絡いただきました。

設計契約後、打合せを重ねると建築工事費は、必ず上がってきます。そのアップ率を見込んで予算提示をDEN設計では行っています。

十分な検討をした上で、少ない予算でも試行錯誤して知恵を振り絞って設計しますが、まったく余裕のない設計では、クライアントの希望までを削る事となってしまうからです。

残念ながら、今回は、”土地探し”から、ご一緒に進め、「家づくり」に関わる総予算を決め、無理のない借入などのサポートができなかった事を悔やみました。

K氏が、その○○建築事務所で予算内で家づくりが成功する事を願うばかりです。

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次回:
家を建てるために!これだけは!(第6話)≪ステップ2≫【契約】(土地の場合) その契約、まった!もう一度考えよう!【 CHECK1 】信頼度チェック!

【土地契約】信頼度チェック!解説編(1/2)

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家を建てるために!これだけは!(第4話)

≪ステップ1≫

 【資金計画】・【土地探し】・【設計者の依頼】は同時期におこなおう! 

  クライアント物語編 Story-002

 

この三つの作業は、常にトライ&エラーを繰り返し、ほとんどの方が、妥協点を見つけ、

【空想の世界】が【現実の形あるもの】に変わって行く重要な過程です。

夢は、その都度、変えてもいいし、曲げたくは無いものは、最後まで持ち続けましょう!

 

── クライアント物語 ─────────────────────────── Story-002 ───────

◇ 住宅ローンは建築家のプランを作ってから!

──────────────────────────────────────────────────────

今回は、設計依頼を検討している若いご夫婦(K氏)のお話です。

当事務所で設計契約できなかった残念なケースです。

先日、面談にやって来られたご夫婦(K氏)で、DEN設計のプランニングサービスをご利用頂いた時のことです。

土地を購入し、60平米程度の狭小敷地に建てられる個性溢れるモダンな家を設計してほしいとの事でした。

面談したときにヒアリングさせて頂いたのが・・・

1.ハウスメーカーとかの企画された家は苦手。

2.中庭を感じながら生活したい

3.土地にかかった費用負担が多く、1500万円程度が建設費用。

4.他に、○○建築事務所にも提案依頼している。

5.間取りは・・・・
この時点で、DEN設計に依頼できるのか?を聞かれました。

森川:「予算や要望の内容をボリューム計算して、そのボリュームの中で私なりのデザインをやってみます!希望の予算をオーバーする場合がありますが、要望されている”やりたい事”をできる限り考慮します。」

と返答したところ、

K氏:「先ほど話した、他の依頼している○○建築事務所ですが、森川さんのDEN設計に在籍していた人がいるんですが、ご存知ですか?・・・・師弟対決ですかね!やはり似た建物になりますか?」

森川:「それは、知っていますが、私のデザインは、他の誰かができる訳では、無いと思います。インスピレーションの違いがあるから個性だと思います。いろいろな建築家が、クライアントの言葉から感じたものを大切に思い、いろいろな”カタチ”に創作するのですから・・・」

それから、2週間後・・・

プランと予算をプレゼンさせて頂きました。

要望された条件には及ばず、金額は、1650万円程度(150万円オーバー)になりました。

そしてプランの話を始めました・・・・・
次回、クライアント物語編 Story-003 住宅ローンは建築家のプランを作ってから! に続く>>

 

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家を建てるために!これだけは!(第3話)

≪ステップ1≫

 【資金計画】・【土地探し】・【設計者の依頼】は同時期におこなおう! 

  クライアント物語編 Story-001

 

この三つの作業は、常にトライ&エラーを繰り返し、ほとんどの方が、妥協点を見つけ、

【空想の世界】が【現実の形あるもの】に変わって行く重要な過程です。

夢は、その都度、変えてもいいし、曲げたくは無いものは、最後まで持ち続けましょう!

 

── クライアント物語 ─────────────────────────── Story-001 ───────

◇ 住宅ローンが組めないのはなぜ?

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以前、DEN設計のクライアントさんでも、融資がどの銀行でも断られ、「家づくり」を諦めるところで、ご相談に来られた方もいらっしゃいました。

なぜ、融資が付かないのか?を ひとつひとつ整理しました。

理由は、土地そのものの価値が、”0ゼロ”に等しい状態でした。私の経験上でも、不動産価値は、減点方式で決まりますので、評価額が、希望の満額にならないケースは、ありましたが、”0ゼロ”は、初めてでした。

そこで、DEN設計が提案した方法は、その土地の評価を上げることでした。

先行で費用は発生しますが、前面道路を建築上の道路に申請し、建物が建てられる土地に変えることで保証会社の評価は、融資できる土地に変わりました。

(建築基準法により、道路に面する土地ではないと家は建ちません。)

普段使用している道路、「まさか、家の前面道路が、道路じゃないなんて!」ていう事が決して少ない事例ではないと言う事をみなさんも理解しましょう。

当然、このクライアントさんもその一年後、DEN設計と二人三脚で、”最高のデザイン住宅”をつくりあげることに成功されました

DEN設計へのご相談はこちら
http://www.den-design.com/contact/

 

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家を建てるために!これだけは!(第2話)

≪ステップ1≫

 【資金計画】・【土地探し】・【設計者の依頼】は同時期におこなおう! 

  解説編(2/2)

 

この三つの作業は、常にトライ&エラーを繰り返し、ほとんどの方が、妥協点を見つけ、

【空想の世界】が【現実の形あるもの】に変わって行く重要な過程です。

夢は、その都度、変えてもいいし、曲げたくは無いものは、最後まで持ち続けましょう!

 

【設計者さがし】・・設計料は、いらない?

■ 設計事務所の場合・・・設計料は、施主との家づくりを行うパートーナーシップ料

設計とは、細部にまで関わり設計のプロデュースをし、本来あるべきスタイル、「施主と建築家の家づくりのコラボレーション」を 実現す為、日々努力しているものが、責任をもって行う職務。

弁護士や税理士と同様に、専門職である建築士の職務に対する建築士法による報酬です。

 

■ ハウスメーカーの場合・・・設計料は、請負金額の中に入っています。

設計料は、見積項目では出さず、全て、工事原価+施工経費+営業経費として、経費の中に含まれます。

工事原価とは?・・この金額は、外部工務店に支払われる金額、その工務店の経費は、すでにON(オン)されています。

施工経費、営業経費とは?・・会社運営費・営業社員の報奨金・営業社員給料 ・間接社員(総務・経理・設計・積算・建設・アフターメンテナンス社員) 給料・役員報酬などなど、全て含まれています。

── [ポイント4]  ────────────────────────────────────

営業社員が、お客様より、要望を聞き、用意してあるプラン集をあてはめて、設計社員は、申請・作図・発注業務のみ。

その用意されているプランのクロス・カーテン・照明・限られた設備機器のみ、施主に与えられた選択肢なのです。

そうする事により、本来の報酬としての、設計料は極力抑える事ができます。

──────────────────────────────────────────────────

 

■ 建築プロデュース会社の場合・・・たくさんの建築家を有料サイトで呼び込み、コンペ方式でユーザーが希望する建築家を選び、プロデュース会社が工務店を決めます。

当然、担当するプロデューサーは、建築士やファイナンシャルプランナーなどの有資格者が、豊富な経験と知識で、依頼者をバックアップしてくれるのが、健全な建築プロデュース会社です。

── [ポイント5]  ────────────────────────────────────

プロデューサーの目利きにより大きく左右される!

プロデュース会社に期待するのは、信頼と実績を重ねた優秀な設計者と施工会社を関連性を持たせ、円滑につなぐ事。

設計事務所と施工会社からのマージンを徴収する利益確保型から、依頼者を含めた4者の利益を追求してほしい。

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■ 工務店(ビルダー)の場合・・・設計は、ほとんどが、外注の設計事務所などが、設計を行います。上記ハウスメーカーと同様に この外注費にも、経費はかかります。

ただ、中には、最初から、設計・施工を分離するなど、施主の負担を減らす為に、施主へ、その工務店が、設計者を紹介するケースもあります。当事務所でも、そう言う実直で、良心的な会社とは、長く付き合わせていただいています。

── [ポイント6]  ────────────────────────────────────

品質を求め、頼れる工務店にも、設計力が求められる!

多様化する工務店の中には、建築家を取り込み設計力をあげ、プロデュース会社に匹敵するものや、工務店自身が高度な設計事務所であって自社完結型のもの、設計事務所側に大人気な頼れるものなど、依頼者のニーズに応えられる工務店が増えている。

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三技一体で、最初の≪ステップ1≫は、進んでは戻り、戻っては進む事と、理解していただけたでしょうか?

そこで、施主の負担を考えれば、自分に合った、設計者やプロデューサー・営業(家造りを一緒に自分の目線に立って真剣に考えてくれる者)を見つけ、資金面・土地の問題・プランやデザインなどの、初期段階から、相談されるのが、望ましいでしょう。

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次回:
家を建てるために!これだけは!(第3話)
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