DEN設計作品掲載「空想ハウス」

DEN設計作品「三鷹の家」が、またまた、掲載されました。

空想ハウス 暮らしのアイデアが広がる面白物件の不思議な住まい (辰巳出版)

竣工時、TVや雑誌に数回取り上げられた「三鷹の家」。外見は、3層に見えるけど、内部空間は7層のスキップフロアーになっています。

 

スキップフロアーで繋げる開放感溢れるリゾートライクな間取り

今回紹介するのは、スキップフロアー作品です。

作品紹介の前に、少しスキップフロアーについて少しお話しておきます。

スキップフロアーとは、部屋と部屋を廊下ではなく、階段でつなげる手法です。主な特徴としては・・・・

 

○空間の移り変わりを視覚的に楽しむ事ができます。

○壁で空間を分けるのではなく、段差によって用途分けができるので、変化する使用目的にも汎用性を持たせられる。

○吹抜け空間を設けなくても、光や広さを共有しつつ、用途分けができる。

○家族の気配を感じながら過ごすことができる。

などです。

 

それでは、スキップフロアーのある「八王子の家」をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

敷地の全面道路は、2面に接していて広く、自然採光は十分に望めます

角地部分は、長い時間に日差しが入り込み、その条件の良い部分をコアにスキップ(段差)をしながら上層へ上げて行きます。

1階のダイニングは、スキップする高低差を利用し吹抜けとなり、豊かな外部空間を大きなコーナー窓より積極的に内部空間とつなげています

 

 

 

 

 

 

 

キッチン・ダイニング→リビング→タタミコーナー(和室)へと、段差をゆっくりと階段でつなげています。

リビングと和室は、床そのものに段差をつけ、家族のコミュニケーションを豊かにする ように考えました。その段差は移動する為だけのものではなく、座って会話したり、ちょっとした食事をとったりと、使用目的も色々。

 

 

 

 

 

 

 

そして、最上階へは、広々としたルーフバルコニーへと階段が誘います。

 

 

 

 

 

 

 

断面計画を見ると分かりやすいと思いますが、それぞれの空間がそれぞれの視覚変化が生まれる為、その変化を楽しみ、生活を豊かにすることを考えています。

 

 

 

 

 

 

 

外観ファサードは、開く、閉じるのメリハリをつけ、木の質感で温かさのインパクトを与えるように考えました。

 

 

建築家とデザイン住宅を建てる」をテーマに、クライアントの”夢と希望” を”現実”にあてはめ造り上げたひとつひとつのドラマが、自分らしい家を 生み出す感動。そんなントのストーリーをゆっくりとリアルにお伝えできれ ばと思っています。

プロである建築家と、始めての家づくりに取り組むクライアントとの距離が 近くなった瞬間に出来上がる個性的なデザイン住宅

そのデザイン住宅が出来上がるまでに必ず遭遇する諸問題。建築法規や 工事費、近隣問題、心構えなどを、必要な部分をピックアップして説明 していきます。

これから自分らしい個性的な家をお考えの方は、もちろんの事、建築家 を目指す学生や、建築に興味のある方々の勉強の参考になるよう心がけ ていきます。

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二世帯住宅の間取り - その3

今回も、分離型二世帯住宅です。

前回までの 二世帯住宅の間取り、-その2 も、合わせて参考にして下さい。

二世帯住宅の中には、住居だけではなく、親世帯や子世帯の仕事場を兼ねるケースもあります。

 

前回までお話している通り、都内で高額な土地を所得して家を建てるとなると、建築費用に当てられる予算も限られてくる事のほうが多いいでしょう。

また、事務所や販売店などを借りながら運営するにしても、家賃の負担や通勤などを考えると、自宅を兼用する事も選択肢の中に入ってくるのも少なくないと思います。

また、親世帯のリタイアによって親の営む事務所やお店を自宅に建替える こともあると思います。

最近の傾向としては、「自営業を営む親の仕事は、”サブリタイア”するけれども、完全な閉鎖はしない」と言ったようなケースも多く、この日本の不安な老後には、「出来る限り働こう!」と、力強い親世帯の思いを象徴しているようです。

今回紹介するクライアントさんも、父親が工務店を営み、弟さんが受け継ぎ、代替わりするのをきっかけに、事務所は縮小するが、来客や事務仕事は、出来る住みやすい事務所併用二世帯住宅です。

 

 

 

 

 

 

大通りから少し入り込んだ所に位置する、事務所併用二世帯住宅です。

お父さんのこれからの仕事へのスタンスは、「昔からのブレーンや、お客様が、来られたときに、”ゆっくりする住まい”とは、分けて、過ごしたい」・・・

この事務所のあったところに、新しい家だけが建っていたら、お父さんが、仕事を離れた事を知らずに、訪れた方たちに迷惑がかかる ・・・

そんな責任感とやさしさのあるお父さんの”気持ちのあらわれ”です。大事にしたいですね。

そんな親世帯は、事務所関係の接待スペース 兼、玄関が、建物の中で道路面を大きく支配します。そうする事によって、”ここで仕事は続けていますよ”と、強調する事ができます。

そこから、LDKを中心に水周りや寝室、”子世帯へのつながり”へと動線は流れます。

建物をL型にして、南西側外部空間を開け、1階に出来るだけ光を差し込む工夫が必要になります。

子世帯は、北側から内部空間に入ります。ウォークインシューズクローゼットを大きめに用意すれば、これからの家族の変化や収納するものを選ばなくてもよく、ストレス解消につながります。

階段ホールと親世帯をつないでありますのが、プライバシーを分離した、必要なときに利用する”完全二世帯型”です。

2階は、階段を登り、南側に用意してある大きなバルコニーへ向かい、”ゆっくりと広がりを感じる”デザインにしました。

南西側の光を取り入れる外部空間へは、開放する事と同時にプライバシーも確保する事を考え、ルーバーで覆うようにしました。

 

 

 

 

 

 

 

そして3階は、子供室と寝室です。南西側の比較的に採光上有利なところに子供室を配置し、南側の最も日差しか期待できる部分を吹き抜けでリビングと”つながり”を設けました。

 

 

 

 

 

リビングと3階の”つながり”を設けた吹き抜けに面して、フリースペースを用意しました。勉強が進むと良い?のですが、声や音は伝わってくるので、家族の気配は相互に感じる事ができると思います。

 

 

 

 

 

 

建築家とデザイン住宅を建てる」をテーマに、クライアントの”夢と希望” を”現実”にあてはめ造り上げたひとつひとつのドラマが、自分らしい家を 生み出す感動。そんなントのストーリーをゆっくりとリアルにお伝えできれ ばと思っています。

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そのデザイン住宅が出来上がるまでに必ず遭遇する諸問題。建築法規や 工事費、近隣問題、心構えなどを、必要な部分をピックアップして説明 していきます。

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きれいな現場

昨日、リーフォーム工事が進む現場で電気打合せを行いました。

家族の変化にあわせた空間造り。

日曜日なので、棟梁もお休みです。

今回、腕をふるってもらっている菅野棟梁の現場です。

材料から道具、仮設の柱まで、工事中だけど、きれいで”美しい”、これから仕上がっていくのだけれども、いつ来ても整理整頓が出来ている。

何がどこにあるのか、どこに置けば次の作業がしやすいのか。すべて計算しているのだから、驚いてしいます。

この棟梁とは、付き合いが長い・・・設計者と棟梁・・・お互いに仲良くしたいが、作りたいものに”こだわり”がある。時には、言い合いにもなる。それでも、作り続ける・・・出来上がると、クライアントの笑顔に包まれ、また、楽しくなる。そんな繰り返しの”ものづくり”の現場は、けっして楽な世界ではない・・・が、このきれいな現場を見ているとどうしても棟梁を信じたくなる。

建築に本気で向き合うと、辛くて大変な事も多いが、こうした尊敬できる棟梁や職人さんに支えられている事にいつも感謝させられます。

そして、山本(デザイナー)と稲次電設の社長(電気屋さんです)。

僕らのスケジュールもかなりタイトだが、この社長も鉄人的なスケジュールをこなす人だ。

電気工事の中でも「配線工事は音がしないから、夜中でも出来るんだよ!」って、よく遅くまでがんばってくれる。電気打合せを行っていると、出来上がりを見ながら微調整をしてくれる。

”図面の通りやっておいたから、それでよし”ではなく、常にベストな状態を考えてくれる。

だから、時間はかかる・・・。クライアントの思いを僕らが伝え、彼ら作り手が最良の”かたち”を提供するには、打合せにも時間がかかる。

今回も休日なのに、ありがとうございました。

 

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広がりを感じる箱家の間取り

今回は、分譲敷地に建てる条件の比較的に良い”明るく広がりのある開放感溢れる箱家”を紹介します。

クライアントの中には、新築の中でも建て替えや増築と言ったケースもあるが、やはり多いのが、新規に土地を購入して新築する事が多い。

その土地については、実に毎回異なる”その土地が持つ条件”が備わっている。

それは、都内の依頼が多いDEN設計では、好条件ばかりではないほうが多い。

クライアントと土地探しからお付き合いする事も少なくないが、予算と条件に合う物件にめぐり合うには、時間と情報収集につぎ込む労力に掛けれるお互いの努力と信頼関係が必要になる。

敷地延長された旗竿敷地や、高低差のある土地、変形敷地など「おっ!すごいな!」と思われる土地に向かい合う事もある。そんな時には、担当の不動産屋さんによく言われるのは・・・

「こんな条件でも、きっとDEN設計さんだったらすばらしいデザインをされるんでしょうね!」

いつも思う・・・ 「僕らはマジシャンじゃないのだけど・・・」。

それでも、その敷地に素直に向き合う事で新しいアイディアも出てくる事もある。難しい敷地条件に出逢うと、なぜか試練ではないかと思うが、その土地が「がんばって、ここにすばらしい家を建てください!」って言われている気がする。

そんな土地探しを繰り返していると、新規分譲地できれいに区分けされ整備された敷地を見ると”クライアントの個性をできるだけ丁寧に表現できる”気にさせられる。

その様な条件の良い新規分譲地に立てる”明るく広がりのある開放感溢れる箱家”を紹介します。

南側道路に面しているが、5M道路を挟んだ同じ分譲地にハウスメーカーが建設中の建物は、道路ギリギリに建っている。1階にはほとんど夏以外は日差しが望めない為、2階リビングとした。

 

玄関を入るとスリット階段から差し込む自然光が季節ごとの表情を演出してくれる。その玄関ホールへは、地窓などで”広がり”を強調させた。子供部屋は、”寝室”とし、”普段長く過ごすのは、リビング”をテーマに配置した。

 

1階ホールから、明かりに誘われ階段を登ると、強制的にキッチンの前を通るようにした。1階に子供室を配置したが、毎日帰宅する家族との”ふれあい”を最重要ポイントとして演出した。

南面に沿うバルコニーは、内部だけではなく外部の回廊としてリビングとダイニングを繋げている。

キッチン上部の高窓からは、自然光のスポットが降り注ぐ ように工夫をした。キッチンに立つ奥さんが心地よいだけではなく、そのスポットは自然と空間の中心に感じられる事だろう。

 

1・2階の収納ボリュームの不足をロフトで補います。

 

外観デザインは、シンプルだが陰影はしっかりつけ個性を強調しています。

 

自然光は、意識的に操作する事によって制限も出来るし、強制的に明るくする事も出来る為、デザインとのバランスを計っています。

 

建築家とデザイン住宅を建てる」をテーマに、クライアントの”夢と希望” を”現実”に当てはめ造り上げたひとつひとつのドラマが、自分らしい家を 生み出す感動。そんなントのストーリーをゆっくりとリアルにお伝えできれ ばと思っています。

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プライバシーが保たれた間取り

今回は、プライバシーが保たれた間取り についてご紹介します。

都内や東京近郊での住宅建設では、近隣との距離が無く、プライバシーの確保は、大変重要なテーマとなってきています。

せっかくの住まいなのに、「横のお家が気になるからこの窓は開けたくない・・」とか、「せっかくの大きなバルコニーだけど人目がきになる・・」など、それぞれの気にする事柄も個人差がありますが、プライバシーが保たれる=ゆったりと出来る、少し贅沢な気分になれる・・など、同じ空間でも感じ方さえ個人差はあります。

それらの個人差は、クライアントの数だけクオリティと要望が異なります。

今回紹介するのは、閑静な住宅街に建てる”ひっそりと暮らしたい”が、テーマです。

 

川崎のデザイン住宅

 

 

 

 

 

北側道路から、高低差1.7M程上がった玄関から入ります。ファサードは控えめですが、上品な感じにしました。コンクリートはね出しの階段は玄関への導きを表します。

 

3方向共、近隣の家に囲まれています。

今回のポイントは、分散させたふたつの庭です。北側から建物内部へ入ると、自然光が届きにくいところへ、ライトコート(中庭)を配置し、広がりと光を感じながら内部空間へと導きます。

ダイニングを通り、大きな日照が望める南側にウッドデッキスペースを配置しました。

その結果、1階ではダイニング、リビングは、二つの庭を感じながら過ごす事ができます。

 

1階からは、ライトコートを望みながら2階へと移り変わります。

ライトコートを囲むような空間構成となり、その明かりや奥行き感などの豊かさを共有することとなります。

 

さらにその上階へは、安全性を考慮した固定階段によりロフトへと運んでくれます。ここでもライトコートの恩恵は必要不可欠です。

 

断面構成もシンプルに空間をつなげています。

 

外周には、小さな窓、見えにくいバルコニー周りには、大きな窓で、明かりの取り入れ方に濃淡をつけました。

隣接する隣家を気にすることなく、明るさと豊かさを望むプランです。

 

 

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三鷹の家 またまた取材!

昨日、「三鷹の家」が取材を受けました。

お引越しされた後の生活や、実際に住んでみて感じたことなどをテーマにした雑誌の取材です。

その立会いで、5年ぶりにUさんご夫婦にお会いしました。

懐かしい思いと、楽しく打合せをさせていただき、完成させた充実感を今でも鮮明に思い浮かぶ。

 

新築時も話題を呼び、雑誌やTVでも紹介された「三鷹の家」。

外観からは想像のできない6層構造のスキップフロアーにより、空間が移り変わる動線を

楽しみながら生活する空間をクライアントの最優先コンセプトとし、考え抜いた作品。

今回もお邪魔したときにも「本当にいい家だな~」と我ながら感じながら、Uさんご夫婦との出会いに感謝させられた。

 

 

 

 

 

 

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二世帯住宅の間取り

今回は、二世帯住宅についてご紹介します。

近年の共働き世帯の増加により、育児協力を求めて同居が増え始めていると言われています。

僕自身、両親共、同じ街に住み、歩いて行き来できる距離で過ごしてきた。うちの親に限っての事だとは思いませんが、「子供は親の背中を見て育つもの」と少し古臭いようだが、親の教育が子育ての原点である事を言われ続けてきた。そんな親でも、週末に、子供を連れて実家に帰ると父も母も大喜びで ”たまに来る孫とのひと時”を楽しんでいた。

これが、同居をして毎日の生活になってしまっていたらどうだったのだろうか?

孫のわがままな行動を目の当たりに見て過ごすには、必然的に孫への教育を考えざる終えないだろう。さらに、息子の僕や、働きに行く妻の行動も気にならないはずがないだろう。

そう言った「親への協力」を住環境に求めることが、社会環境の変化から必要とされているのではないだろうか。

もう一つは、先の大地震で経験した「絆(きずな)」の大切さを深く考えさせられているのだろう。皆が感じた恐怖によって、ひとりより夫婦や家族で一緒にいられる”ありがたさ”を十分に教わったのだろう。

家族が離れ離れで過ごす震災直後の行動によっては、人命に係わる場合もある。

その「絆(きずな)」を表す意味でも「2世帯住宅」は、”互いに感じる距離”に住む事によって安心が生まれてくる。

それらを意識しながら二世帯住宅をデザインしています。

今回紹介するのは、都内ですが、大通りからは外れている閑静な住宅街に建てる二世帯住宅です。子供世帯は、若いご夫婦2人と将来の子供と親世帯の2人の家になります。

二世帯住宅の間取り

 

 

 

 

 

北側道路からメイン玄関に入るようになっています。完全分離型ですが、このメイン玄関だけ共有します。

二世帯住宅の間取り-1階

 

 

 

 

 

一階は、親世帯となりますが、以前住んでいた家の間取りをできるだけ変えない”変わらない生活”を意識するのと、新しくすごし易くする工夫も考えました。

 

二世帯住宅の間取り-2階

 

 

 

 

 

2階は、子世帯となります。友人を呼んで小さいパーティーをする機会が多いご主人の要望により、スキップさせたリビングの下は、ストーレージ(倉庫 )となり、下階の親世帯への音の考慮をしています。お父さんとお母さんには、いままでと変わらない平穏な暮らし を考えていた子世帯からの要望を形にしました。

 

二世帯住宅の間取り-2.5階

 

 

 

 

 

そして、リビングまで誘導された導線は、リビングの階段を上がると用意されたのは大きなルーフバルコニー=セカンドリビング、キッチンから続くリビングを一望できる間仕切りのない大空間は、外部空間をつなげることで、 ”自分だけの空” を感じる事が出来ます。

 

二世帯住宅の間取り-立面

 

 

 

 

 

 

建築家とデザイン住宅を建てる」をテーマに、クライアントの”夢と希望” を”現実”に当てはめ造り上げたひとつひとつのドラマが、自分らしい家を 生み出す感動。そんなントのストーリーをゆっくりとリアルにお伝えできれ ばと思っています。

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そのデザイン住宅が出来上がるまでに必ず遭遇する諸問題。建築法規や 工事費、近隣問題、心構えなどを、必要な部分をピックアップして説明 していきます。

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地震予知

今日の日経新聞によると、地震予知失敗で禁錮6年 伊の学者ら7人実刑判決とある・・・

最近では、クライアントのほうから、耐震上、このプランは大丈夫ですか?耐震等級ってなんですか?と、積極的に質問されることが多くなり、地震に対する建物の安全性を耐震基準を踏まえ、ひとつひとつ説明している。

起きるかどうかわからない地震予知に対して、352億円の国家予算によって国策として行っているが、ロバート・ゲラー東大大学院教授は、地震予知が「予算獲得の道具になっている」と主張している。

国の予算を獲得するために研究の重要性を主張する人たちが出てきて、政治家や官僚はその言い分を利用して「やらないよりもやった方が、国民に説明が付く」では、呆れてしまう国民も多いいだろう。

研究者が責任ある化学的根拠に基づいた説明を大惨事が起きる前に可能性を否定するのではなく、真実をしっかりと国民に公表しなくてはいけない。そのため、官僚主導ではない法律を政治家が作り直さないといけないのだろう。

日本でも、法律立案者の政治家や法の施行者がしっかりと、 責任を取れるしくみが出来ない限り、「国民無視」の真実隠蔽の災害対策は続いてしまう。

今回のイタリア科学者への刑事責任が妥当なのかは、分からないが、もし、その責任を負うとしたら、そのチームを構成した政治家、行政担当なども同様の罪に問われるべきではないのだろうか。

 

 

地震予知失敗で禁錮6年 伊の学者ら7人実刑判決 (日経新聞)

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2204V_S2A021C1CR8000/

 【ラクイラ=共同】多数の犠牲者が出た2009年のイタリア中部地震で、大地震の兆候がないと判断し被害拡大につながった として、過失致死傷罪に問われた同国防災庁付属委員会メンバーの学者ら7人の判決公判が22日、最大被災地ラクイラの地裁で開かれ、同地裁は全員に求刑の禁錮4年を上回る禁錮6年の実刑判決を言い渡した。

 地震予知の失敗で刑事責任が争われる世界的にも異例の事件。同地震では309人が死亡、6万人以上が被災した。

 イタリアの刑事裁判では判決理由は後日開示されるため、裁判所の判断の詳細は不明。被告側は控訴する方針を明らかにした。

 防災庁幹部だったベルナルド・デベルナルディニス被告(64)は閉廷後、記者団に「私は自分の務めを果たしただけで間違いは犯していない」とあらためて無実を主張した。

 大学教授や地震学の専門家らで構成される同委員会は、数カ月にわたり群発地震が続いていた中部の状況について、09年3月31日にラクイラで開いた会議で大地震に結び付く可能性は低いと報告。これが報道され、安心して避難しなかった多くの住民が6日後の4月6日に起きた中部地震で死傷したとして、7人が11年5月に起訴された。

 公判で、検察側は「委員会の報告がなければ犠牲者は用心深く行動したはずだ」と主張。弁護側は「地震被害は誰の責任でもない。まるで中世の裁判のようだ」と争っていた。

 遺族会のビットリーニ会長は「ラクイラでは大きな過ちが犯された。これからは各自が自分の行動に責任を負うことを学ばなければならない」と、学者らを批判した。

 

 

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フラット35、審査がきびしくなるかも?

フラット35の融資を利用しての「書類偽装」や「詐欺事件」が金融機関で相次いでいる?

通常行う民間金融機関の審査をフラット35の場合、甘く審査していた事実が浮き彫りにされてきた。

銀行の独りよがりな顧客獲得戦もここまで来ると呆れてしまう。各銀行で用意している独自の住宅ローンの利益と比べると”うまみ”の少ないフラット35。

審査で労力をかけられない事実もあるでしょうが、ようやく法人税納付が出来るようになった都市銀行は、これ以上国民の負担だけは増やさないでほしいものです。

銀行のリスクを緩和して、本当に住宅ローンが必要な国民に借り易くするフラット35は、国税の一部を利用して運営している。

そのため、「やばくなったら、国に払ってもらおう」と考える行政官僚的な銀行の考えは、まさしく幼稚な行動で許しがたい実態だと思う。

心配されるのは、そのツケが、国民にまわり、税での補填だけではなく、フラット35そのものが、本末転倒な結果になる事であり、銀行と行政管理のペナルティである事を周知徹底してもらいたい。

フラット35、民間の審査に甘さ 検査院が指摘(日経)

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDF1900N_Z11C12A0EE8000/

会計検査院は19日、独立行政法人の住宅金融支援機構が手がける長期固定金利型の住宅ローン「フラット35」について、機構と提携する民間金融機関の一部で甘い審査が行われているとして、機構に金融機関の指導を求めた。

39の提携機関を抽出して調べたところ、機構が求める融資審査の基準を全て満たす金融機関はなかったという。

フラット35を巡っては、勤務先や収入を偽って融資金をだまし取る詐欺事件が相次いでいる。融資審査は提携金融機関が行うが、機構がローン債権を買い取る仕組みのため、詐欺に遭っても金融機関に被害は発生しない

フラット35は最長35年の住宅ローンを固定金利で借りられるため人気を集めているが、検査院は「金融機関が信用リスクを負わないことが一部の甘い審査につながっている可能性がある」と指摘している。

機構は融資審査について、利用者の勤務先の在籍確認や収入を証明する書類の収集、申請書類のチェック方法など数項目で具体的な手法を挙げ、金融機関に実施するよう要請している。

だが検査院が調べた39機関で機構が示した審査手法を実施していたのは、項目ごとで1~2割にとどまり、全項目で実施していた機関はなかった。

金融機関側は検査院に対し「自社の基準で審査しており、十分だと思った。機構が求める水準は厳しい」などと説明。ただ、自社のローン審査で実施している信用情報機関への照会を、フラット35の場合は行っていない金融機関もあった。

検査院は現在はどの金融機関に対しても一律になっているフラット35の提示金利について、審査状況や不正事案の発生状況に応じ、差をつける仕組みなどの検討も機構に求めた。

機構は「指摘を真摯に受け止めており、必要な検討を行っていく」としている。

 

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